今や北海道のマスコットのようになってしまった、雪の妖精ことシマエナガ。
この妖精ちゃんを実際に見られる(こともある)、と人気の店を訪ねた。

千歳市・蘭越のほど深く、道道16号沿いに三角屋根の目立つ建物があった。
噂の店『The Bird Watching Cafe』である。

カフェと号しながらも写真家・嶋田忠さんのギャラリーを兼ねているこの店は、ギャラリー・フォトスポットとしての意義も大きく、店に入ると美しい写真の数々に目を見張る。
カフェとしてくつろぎながら野鳥鑑賞でき、テラスは撮影スポットを兼ねている。

なおシマエナガが姿を見せたとわかったときには、店内にアナウンスが流れるそうだ。
実際はシマエナガに出会えないことも多いだろうが、その瞬間の鳥たち出会いを楽しむことも醍醐味の一つ。
窓際やテラスの撮影スポットには、思い思いの鳥を待ち受ける客たちがひしめいていた。
“シマエナガの見頃”は冬でも、”お店の見頃”は年中いつでもだ。

The Bird Watching Cafe 千歳 鳥たちと過ごす空間
冬に訪れた頃の写真。シマエナガには会えなかった…

シマエナガに惹かれて訪れたが、ここの楽しみは冬だけのものではないらしい。 年間で六十種類以上の野鳥が顔を見せるそうで、春から夏にかけてはキビタキやオオルリ、ウグイスといった、色をまとった鳥たちが入れ替わるという。
窓の向こうに何が現れるかは、その日の運次第。だからこそ、何度でも訪れたくなる場所なのだろう。

取材時には食べられなかったが、ランチタイム(10:30〜15:30)には、人気のホットサンドや、十勝産パンを使ったハンバーガーが選べるようだ。
朝10時から夕方16時半までは、ドリンクとデザートだけのオーダーも可能だ。
雪の妖精にちなんだ「シマエナガパフェ」も人気らしい。

本気で鳥を撮りたい人のためには、カウンター席の奥に「フォトカフェ」と呼ばれる有料の撮影スペースが用意されている。 窓に張られたカモフラージュネット越しに、気配を消しながらレンズを向ける、本格派のための部屋だ。 1席1名のみ、完全予約制。午前(10:00〜13:00)または午後(13:00〜16:00)の固定枠から選ぶ(各部1,100円)。

席の予約は、Webまたは電話で、来訪日の30日前0時から受け付けている。 当日予約は不可。ただし空きがあれば、直接訪れても座れる。

札幌近郊の方には半ば常識のようなお店かもしれないが、”いざ蘭越”と足をのばさなればなかなか訪れにくい秘密基地。そんなふうにも感じた。

店名The Bird Watching Cafe
Webサイトhttps://tbwcafe.base.shop/
住所〒066-0068 北海道千歳市蘭越90-26
電話0123-29-3410
アクセス新千歳空港から車で約20分、千歳駅から車で約10分
営業時間月曜日: 10時00分~17時00分
火曜日: 定休日
水曜日: 10時00分~17時00分
木曜日: 10時00分~17時00分
金曜日: 10時00分~17時00分
土曜日: 10時00分~17時00分
日曜日: 10時00分~17時00分
定休日火曜
駐車場無料駐車場
予約
支払い方法デビットカード・NFC決済(Apple Pay等)(その他は店舗で要確認)